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Insects of Tsushima Isl. >>>> since 2005.2.25
韓国が目と鼻の先,国境の島「対馬」に住む 生き物大好きyohboのメモ的blog…。
スミナガシ 長崎県RDB(2001)の昆虫-38
スミナガシ Dichorragia nesimachus 長崎県RDBカテゴリー:NT

大好きなチョウなのに何故か縁がないチョウの一つ,・・・なかなか出会えません。 食餌植物を探していくとたどり着けるのでしょうが,そこまではしたことがありません。  

とっても古い標本画像…。
スミナガシの標本


| 長崎県RDB(2001)の昆虫 | 18:25 | comments(2) | trackbacks(0) |
メスグロヒョウモン 長崎県RDB(2001)の昆虫-37
メスグロヒョウモン Damora sagana 長崎県RDBカテゴリー:NT

メスグロヒョウモンは雌雄で全く別の色彩をしているチョウです。 特に♀が飛んでいる姿を見ると一瞬ドキッとしてしまいます。 徐々に数が減ってきています。 このまま持ちこたえてくれれば嬉しいですね。
再掲載標本画像です…。

Damora sagana ilone (Fruhstorfer, 1907)

メスグロヒョウモン

S中さんからのコメントによると対馬産は他産地と翅形が違うそうなので,画像処理をして重ねてみました。 確かに前後翅ともに幅が広く,ずんぐりした感じです。 例えば前翅なら,翅の付け根から翅頂部までの長さともう一か所を決めて,その比率を比較するなどしてみたら面白いかもしれません。

メスグロヒョウモンの変異


| 長崎県RDB(2001)の昆虫 | 06:19 | comments(0) | trackbacks(0) |
クロツバメシジミ 長崎県RDB(2001)の昆虫-36
クロツバメシジミ Tongeia fischeri 長崎県RDBカテゴリー:NT

全国のクロツを見てきた人たちによると,対馬のクロツは少し変わった個体群のようです。 ここ数年,対馬各地のクロツを探索してきて,他産地のクロツと比べてみると確かに違った印象を受けます。 ということで,対馬産の特徴がデフォルメ的に現れた個体の画像を載せます。 外縁と亜外縁の黒紋列の様子を見てください。

クロツバメシジミ
  ▲上対馬町産 2008.8.9 -Caplio R4-

厳原町の東南部(厳原〜浅藻 但し,安神の記録有り)を除き,全島の海岸線に沿って広く産地があります。 主な食餌植物はツメレンゲとタイトゴメです。 海クロツと呼ばれる所以です。 但しごく一部,内陸の白岳山頂・竜良山山頂・城山・権現山などでもチャボツメレンゲやウンゼン(ツシマ)マンネングサを食べるクロツが見られます。

Tongeia fischeri (Eversmann, 1843)
  ▲上対馬町産 2007.8.17 -Coolpix 4500 + Gyorome-8-

クロツバメシジミ
  ▲峰町産 2007.6.16 -Coolpix 4500-

クロツバメシジミの生息地です。 この他にも精査すれば多くの産地が見つかると思います。
クロツバメシジミの生息地

標準図鑑では朝鮮半島と同一亜種として扱われているので,ネット上に画像がないか探してみたところ,何とか一つだけ見つけることができました。 本当はリンクを張った方がいいのでしょうが,出典を明らかにするということで画像を拝借してきました。  

韓国釜山で撮影されたクロツ…。
韓国釜山のクロツバメシジミ
  ▲出典 「韓国の蝶-蝶の写真と話-

これを見ると,どうしても対馬産というより上甑島〜上五島にかけての個体群に近いように見えるのは私だけでしょうか?



| 長崎県RDB(2001)の昆虫 | 06:19 | comments(0) | trackbacks(0) |
ツマグロキチョウ 長崎県RDB(2001)の昆虫-35
ツマグロキチョウ Eurema laeta 長崎県RDBカテゴリー:NT

食餌植物であるカワラケツメイの減少と共に見られなくなってきたツマグロキチョウです。 2009年は久しぶりにまとまった数を見ることができました。 1970年代頃まで,豆酘崎に至る道路沿いにはカワラケツメイが生えていて,ホシボシキチョウが一時的に発生をしたこともありました。 
秋型で裏面が赤味を帯びる個体が話題になることがありますが,色彩を画像で表現するのは難しいですね。

ツマグロキチョウ
  ▲厳原町産 2008.10.12 -RICOH R10-

標本画像です…。 ♂と♀では明らかに裏面の色合いが違います。
ツマグロキチョウの標本♂

ツマグロキチョウの標本♀

今年は夏型を何とかものにしたいと思っています。


| 長崎県RDB(2001)の昆虫 | 06:31 | comments(2) | trackbacks(0) |
ホソバセセリ 長崎県RDB(2001)の昆虫-34
ホソバセセリ Isoteinon lamprospilus 長崎県RDBカテゴリー:NT

最近なぜか惹かれるセセリチョウ,・・・・姿を見ると一枚は撮りたくなります。 日向と日掛の境目のややしっとりとした環境に棲んでいる印象があります。 対馬では年2化ですが9月は少ないです。

ホソバセセリ
  ▲厳原町産 2007.6.30 -Caplio R4-

Isoteinon lamprospilus lamprospilus (C. & R. Felder, l862)
  ▲豊玉町産 2009.7.1 -RICOH R10-


| 長崎県RDB(2001)の昆虫 | 18:55 | comments(2) | trackbacks(0) |
ツシマシリアゲ 長崎県RDB(2001)の昆虫-33
ツシマシリアゲ Panorpa tsushimaensis 長崎県RDBカテゴリー:NT
チャマダラシリアゲ? Panorpa thompsoni?

なぜ,ツシマシリアゲ=チャマダラシリアゲ? なのかというと,以前にGA-SHOWさんから興味深いコメントをいただいたからです。再掲すると,

・・・対馬のシリアゲムシですが、ツシマシリアゲのほかにもう一種、チャマダラシリアゲP.thompsoniという種が記録(記載)されています。これがおそらく、秋に出る”ツシマシリアゲ”のことじゃないかと思います。春の個体に比べて、やや小形で胴の色が褐色(春は黒)ですよね。♂交尾器の形状はサイズ以外大きな違いが無いように思います。シリアゲムシ類では出現季により斑紋・体色が異なる例が他にもありますからね。
P.thompsoniの方が先に記載されてますので、将来研究が進んだらtsushimaensisの学名は消えてしまうのかも…。


GA-SHOWさんのお考えのように,秋に見られるのはチャマダラシリアゲといわれるもので,これはツシマシリアゲの第2化なのでしょうか? 年に数回は出会う機会があるのできちんと画像と標本で記録したいと思います。

初夏に出現する体色が黒いツシマシリアゲ。
ツシマシリアゲ
  ▲上県町産 2009.4.29 -RICOH R10-

秋に出現する体色が褐色のシリアゲムシ…。
チャマダラシリアゲ?
  ▲峰町産 2009.10.11 -RICOH R10-

標本画像です…。
ツシマシリアゲの標本 

改めて,貴重なコメントをいただいたGA-SHOWさんに感謝いたします。 このようなことを教えていただけるのもブログの有難いところです。


| 長崎県RDB(2001)の昆虫 | 08:15 | comments(6) | trackbacks(0) |
クスベニカミキリ 長崎県RDB(2001)の昆虫-32
クスベニカミキリ Pyrestes nipponicus 長崎県RDBカテゴリー:NT

図鑑を見ると,この画像のように対馬のクスベニカミキリは黒いのが普通だそうです。 カミキリムシは全くの門外漢なので,野外でも見逃していることが多いことでしょう。

クスベニカミキリ
  ▲美津島町竹敷産 2007.7.7 -Caplio R4-

Pyrestes nipponicus Hayashi,1987
  ▲美津島町竹敷産 2007.7.7 -Caplio R4-


| 長崎県RDB(2001)の昆虫 | 22:36 | comments(2) | trackbacks(0) |
ヤマトタマムシ 長崎県RDB(2001)の昆虫-31
ヤマトタマムシ Chrysochroa fulgidissima 長崎県RDBカテゴリー:NT

子どもの頃住んでいた家から道路をはさんだ山手に大きなエノキがありました。 毎年,夏休みともなるとその木の周りをヤマトタマムシがブンブン飛び回っていました。 そのエノキのある屋敷にどれだけ入りたかったことか。 見た目怖そうな人が住んでいたので,その願いは叶わず,たま〜に手の届くところに飛んでくるのを捕まえて楽しんでいました。 そんなヤマトタマムシもすっかり少なくなってしまいました。
改めて見ると,素晴らしい美しさを持った虫ですね…。

ヤマトタマムシ
  ▲厳原町豆酘崎産 2009.8.16 -Caplio R4- (photo:chi-bow)

Chrysochroa fulgidissima
  ▲厳原町豆酘崎産 2009.8.16 -Caplio R4- (photo:chi-bow)

ヤマトタマムシ
  ▲厳原町豆酘崎産 2009.8.16 -Caplio R4- (photo:chi-bow)

標本画像です。
ヤマトタマムシの標本

R4の発色は最高です。 R10はデフォルトでは色のりが悪く,無機質な感じがします。 いろいろといじくっていますが,なかなか納得のいく設定が見いだせません。 標本撮影専用に使って,CX3を考えようかなぁ。


| 長崎県RDB(2001)の昆虫 | 10:00 | comments(0) | trackbacks(0) |
ツシマカブリモドキ 長崎県RDB(2001)の昆虫-30
ツシマカブリモドキ Damaster fruhstorferi 長崎県RDBカテゴリー:NT

いつまでも対馬を代表する虫として人気があります。 大きさ美しさ共に素晴らしい虫だと思います。 個体数も少なくないところが一番です。 ただ一つ,臭いだけはいただけません。
画像は12月の撮影,越冬前の個体です。

ツシマカブリモドキ
  ▲上県町樫滝産 2004.12.4 -Coolpix 4500-

Damaster fruhstorferi (Roeschke,1900)
  ▲上県町樫滝産 2004.12.4 -Coolpix 4500-

幼虫,・・・終齢でしょうか?
ツシマカブリモドキの幼虫
  ▲上県町樫滝産 2007.9.23 -Caplio R4-

走るツシマカブリモドキ…。

  ▲厳原町久田産 

長崎県の昆虫定義に当てはめれば,NTではなくて,VUの「●固有種だが,現在では比較的多い種」がもっともぴったりきます。 次回は検討願いたいところです。 ただ,VUの中にこの定義を含めることは適切ではないと思いますが…。

対馬野生生物保護センターから展示用の標本の依頼を受けましたが,一匹も持っていないことに気づきました。 今シーズンは庭にトラップでもかけてみることにしましょう。 

| 長崎県RDB(2001)の昆虫 | 06:25 | comments(2) | trackbacks(0) |
ツシマフトギス 長崎県RDB(2001)の昆虫-29
ツシマフトギス Paratlanticus tsushimensis 長崎県RDBカテゴリー:NT

さて今回からNT(準絶滅危惧)になります。 
長崎県レッドデータブックの昆虫類でのNTの定義は,「本来は長崎県内に広く分布していた種,あるいは生息環境が限定されていた種。 現在,長崎県内では数ヵ所〜数十ヵ所に生息地(あるいは記録)が減少しているが,精査すれば更に新たな生息地の発見が期待される種。 現在各地に生息地はあるが,減少傾向にあり,将来絶滅危惧種になる恐れがある種。」となっています。

対馬だけに見られる大型のキリギリス。 大きな産卵管を持っているのが♀です。 全島に広く棲息,個体数も多く,平地から竜良山山頂のような高地にまで見られます。 雑食性で植物はもちろんのこと,ミミズや昆虫の死体などを食べることがあるようです。 直翅類を標本にする技術を持っていたら標本も欲しいのですが,内蔵を引き出したりしなければならず挑戦していません。

ツシマフトギス
  ▲豊玉町産 2009.7.1 -RICOH R10-

Paratlanticus tsushimensis Yamasaki
  ▲豊玉町産 2007.6.23 -Caplio R4-

ご覧のように翅が退化して飛べませんが,強靱な後ろ脚を持っていますのでかなりジャンプすることができます。 NTは現状にあっていないように思います。 選定からはずすか,あるいは,県の昆虫類定義のVU●大陸などに生息する種で,日本では対馬のみに生息する種。 ●固有種だが,現在では比較的多い種 に移すか,のどちらかが妥当だと思いますがいかがでしょう。 もっとも,VU(絶滅危惧粁燹砲涼罎法ぁ固有種だが,現在では比較的多い種」を含めていいのかどうかは意見の分かれるところだと思いますが…。


| 長崎県RDB(2001)の昆虫 | 06:18 | comments(0) | trackbacks(0) |